ヘルニア
脊椎は椎骨と呼ばれる骨がつながって連結したものです。
体のなかで大変長い部位を占める骨であり首からおしりのあたりまで40㎝以上もあります。
椎骨にはリング状になっている部分がありこの部分を椎体といいます。
椎体と椎体の間には椎間板があります。
椎間板は髄核と呼ばれる軟らかい組織と、それを覆う線維輪と呼ばれる硬い組織でできています。
椎間板に大きな負担がかかると線維輪に亀裂が入り、そこから軟らかい髄核が突出してきます。
この押し出された髄核が神経を圧迫するため、腰痛、脚の痛みやしびれが起こり、ひどい場合には足が動かせなくなってしまう事もあります。
これが椎間板ヘルニアです。
発生する部位によって、頸椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアに分類され、最も多いのは腰の部分に発生する腰椎椎間板ヘルニアです。
50歳代をピークとして、男性の発症率は女性の約2倍ほどと言われています。
激痛を訴える人が多いのですが、それは多くの神経が存在している脊椎の周辺で起こるためです。
症状がひどいと痛みで眠れないこともあります。
腰の痛みが出る病気としては「ぎっくり腰」がありますが、椎間板ヘルニアの場合は、腰だけではなく足のしびれや痛みも伴います。
椎間板ヘルニアの主な原因は上記のとおり椎間板への強い圧力です。
また、加齢に伴う椎間板の老化の過程でも生じますが、急に重い物を持ち上げる、中腰といった日常の動作、激しいスポーツなどの腰への負担がきっかけとなることも少なくありません。
椎間板には、座る、前屈みになるといった姿勢や動作で体重の約2・5倍の圧力がかかるといわれ、こうしたことの繰り返しが椎間板に変性をもたらし、椎間板へルニアに発展するものと考えられています。
また、喫煙、遺伝、ストレスなどが深く関与していることも指摘されています。
「ごうだ整骨院」では、身体のゆがみを取り除くことで痛みや不調を改善していきます。
手術しかないと諦めている方、薬に頼りたくない方はぜひ一度、当院へお越しください。
また、症状の改善だけでなく再発をしない身体づくりを心掛けております。
身体のあらゆる不調のご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。