足底筋膜炎
足底筋膜とは、かかとの骨からはじまり足の指へ放射状に繋がっている繊維組織のことです。
足底筋膜炎は、足裏に大きな負荷がかかりすぎて炎症が起こり、痛みなどの症状が出る病気です。
中には骨棘と言って、かかとの骨の形が変わってしまう方もいます。
足底筋膜は運動する時だけでなく、歩いたり走ったりと普段の生活の動きの中でも衝撃を軽減させる、スプリングのような働きをしています。
アーチ状になっている足の『土踏まず』を支える重要な役割を担っており、足への衝撃を和らげます。
このおかげで歩いたり走ったりという動作ができるのです。
しかしマラソンなどのスポーツにより足裏に強い圧力と刺激をかけ続けることにで、足底筋膜を形成する組織が損傷することがあります。
また、足底筋膜に負荷がかかり続けると、弾性を失い硬くなりすぎることもあります。
そして炎症が生じ痛みを感じます。
足底筋膜炎は、起床時に強い痛みを感じやすいのも特徴の一つです。
足底筋膜炎の原因は以下のような原因が考えられます。
➀足に繰り返し強い負荷を与えてるスポーツなどをしている
足裏の筋肉に適切なケアを行わず繰り返し衝撃を与えると、固くなり足底腱膜炎になることがあります。
また、アスファルトなど地面が硬い道は、地面からの衝撃もより強く返ってくるため負担が強くなります。
➁疲労の蓄積・加齢
長時間の立ち仕事などによる疲労や加齢によっても足底腱膜が固まり、クッション機能が低下するので、足底腱膜炎になる場合があります。
必ずしも激しい負荷が原因とは限らないのです。
➂足のアーチが崩れている人
足のアーチが高すぎる人、低い人は不均等な力が足の裏にかかりやすい為、足底腱膜に負担がかかりやすくなります。
足裏にタコが出来ている人はアーチが崩れていることが多い為、注意が必要です。
➃ふくらはぎやアキレス腱が硬い人
ふくらはぎやアキレス腱が硬いと引き上げる力が弱くなる為、足の踏み返しを足底腱膜で負担しやすくなります。
➄靴を新しくした
かかとが固定されない靴や靴底が薄い靴、クッション性がない靴などは足底腱膜に負担がかかりやすいです。
特に靴のサイズが合ってない場合、歩いている時に靴の中で足が前後に動いてしまい、足底腱膜に負担がかかりやすい原因になります。
靴の中で足が固定されることで足底筋膜に負荷をかけずに歩くことができます。
・病院で足底筋膜炎と診断を受けた
・足の痛みを気にせずランニングを楽しみたい
・立ち仕事に支障のないようにしたい
・偏平足が気になっている
こんなお悩みをお持ちの方はごうだ整骨院へお越しください。
症状の根本的な解決を目指し、日常生活を楽に過ごせるようにお手伝いします。
万全の体調をキープするには、普段の姿勢や生活習慣も重要です。
患者様自身で普段から行っていただけるセルフケアの方法も伝授致しますので、一緒に健康な身体づくりを行いましょう。